といっても、私達が呼吸を出来る場所でそう呼ぶのはどうかと思うけど……
いかなるカラクリでこのような事が起きるというのか！
今更だけど、アリアドネの糸はある？
| うおっぷ押されて進めない！？ |
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強い水の流れ…… といっても、私達が呼吸を出来る場所でそう呼ぶのはどうかと思うけど…… |
| ジャーこっちは通れナイネ |
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別の場所では無理矢理押し進められてしまう！ いかなるカラクリでこのような事が起きるというのか！ |
| 知らないよ |
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一度進むと戻る道が分からなくなるかもしれない、か。 今更だけど、アリアドネの糸はある？ |
| No Problem! |
| アッKawaii〜 |
| 新種の魔物か！ |
| 単体ということは油断ならない強さと推定できる |
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コイツは見るからに鈍足パワータイプ！ となればとりあえずシールドアーツだな |
| ミンなソーユー事ばっか考エル…… |
| いつぞやの狸とはワケが違うのだぞ！ |
| いけズゥ〜 |
| 全体攻撃しながらＨＰを回復させるから厄介だぜ |
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くっ行けない場所に宝箱！？ はっそうか、どこかに水流を止める方法が！ |
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……そろそろ時間ですね。 地図もかなり描けたので宿に戻りましょう |
| えェ〜ソレじゃスグ出発にナルヨ！？ 少しワ休ミたいヨ〜！ |
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ＴＰはまだかなり残っているので、 フォース回復してセーブして休みなくそのまま続きにかかってもいい…のだけど？ |
| その方がむごいのではないか？ |
| ＴＰ切れで休む場合の方が、休める時間の合計は増えるけど |
| うえェ……そりゃソウだケド…… |
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結局休まず日付が変わるまで探索続行であったな。 拙者、流石に立ってるだけで辛くなってきたのである |
| Me too. |
| ソティアは平気なの |
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過労死で死ねないのは以前確かめた。 夜明け前まで時間がある…ので、私は消費アイテムの材料を採…集…… |
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うわわわソティア立ってるのもやっと！ ねえやっぱ心配なので休もうよ！ |
| 心配…なんて、いらない…… |
 | ちくしょう、権限持ってる奴が出払ってるからギルド設立はできません、だと！？ |
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こういう時に限って姫様は療養中、ギルド長も出撃中とはな。 となると、どこかのギルドに入るしかないンじゃないか？ |
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……もっぺん頼んでみるが、あんたの所は駄目なのか？ 別動隊か何かでもいいからさ |
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別動隊ねェ…… 俺とお前でパーティ組むとなると攻撃役のいない二人だけじゃ満足に敵を倒すこともできないし、 本隊からこれ以上引き抜こうとするのも色々問題だろうからな |
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そこは今からでも募集の貼り紙でも出しときゃいいだろ。 最前線をつッ走るエースギルドの募集とくりゃあ、志願者には困らないだろうしさ |
| そりゃそうだが、有名ギルドの名前だけ借りたい奴らとかがいたら厄介なンだよなァ |
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あーその心配か、確かにそこは…… ん？ ちょっと待て、女の子の話し声が…… |
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あ"ーもう、素寒貧だよぉ。 どうしようイランダ〜 |
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引退する人にお金全部あげちゃいましたからね…… 私とセスタさんの装備を換金までしてしまいましたけど |
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そこは別にいいんだよ。 あんな体になっちゃったら普通の生活も不便だろうし、ボクらにも責任の一端があるわけだし |
| ごめんなさい、私がこういう事言い出さなければ…… |
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だーから、それはもう済んだことだからもう良いって言ってるでしょ！ それより問題はこれからの事！ 資金も装備も人数もぜんっぜん足りないとこ！ せめてガーニャが残ってくれてたらなぁ |
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元々あの人は私達の監視だったんですけどね。 今は軍の仕事に戻ってるそうですけど |
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だよなあ、今は任務で飛泉ノ水島に行ってるとかで会うことすらできないし。 こんな落ち目のギルドに入ろうって物好きもいないだろうからなあ。 もうこのギルドを解散させて、どこか他のギルドに入った方がいいのかな…… |
| でも、入るギルドといってもどこ……きゃあーっ！？ |
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話は聞かせてもらったぞ！ 俺を仲間に入れてくれ！ もしくは仲間に入ってくれ！！ |
| いきなりなななななななななんですかあなた後ろからむめもみひゃっあっら…… |
| 死ね！セクハラ野郎！！！ |
| ギャッバッバアーーー！！！！ |
| ウチの連れが迷惑をおかけして、本当にすみませン |
| うう……なんで私ばっかりこういう役回り…… |
| 前が見えねェ |
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イランダに手ェ出すなら何度でも顔潰すからな。 分かったか！ |
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対価は分かりました。 今度からはそれを考慮した上で手を… |
| 二度と出すなと言ッてるのを分かれよ！！ |
| オ！ゴゴゴッボォーー！！ |
| セスタ、あ…あんまり酷いことしちゃだめですよ |
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はッ、今回はイランダに免じてこれくらいで勘弁してやる。 …ところでそっちのキミ、前に会ったことあるっけ？ 確かオデュッセイアの…… |
| ああ覚えていてくれたか、ちょっとこの危険人物をどうにかしたくてな |
| あの…他の方は今はどうされてるのでしょうか？ |
| …っ、放して…… |
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行っちゃだめなのだ！ 今日は休むのだ！ これ以上は死んでしまうのだ！ |
| 私が死ぬだけなら、何ら問題ない…… |
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問題ないはソティアだけなのだ！ そんな事言うなら引きずられてでも止めたい止める止めざるを！ |
| ……冒険者ギルドの前で騒いでるみたいだね |
| おいお前ら、一体どうしたンだ |
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あっマルトクさん良い所に！ 採集に行くソティアを止めてくれ、こんな体調だといつか壊れてしまうのだ！ |
| なにっ！ それは大変だ！ |
| あの、どうかしたんですか？ |
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お前ら、まさか昼夜問わずの強行軍をまだ続けてたのか？ いい加減、たまには休めよな |
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えっ、昼夜問わずってマジ？ うわ〜、一流ギルドの闇見ちゃったよ…… |
|
あなたたちには関係ない事…… 採集ぐらいなら、私ひとりでも…っ… |
| だから無理！ |
| あっ、あの……私達が代わりに行くのではダメなのですか？ |
| お！ それじゃオデュッセイアに入ってくれるんだね！？ |
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何故貴方が仕切るの。 そもそもギルドに入れた覚えさえ無いのだけど |
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オレからも頼む！ ソティアを休ませて誰かが代わりに行ってくれるようになるなら万々歳だ！ |
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ええとつまり、オデュッセイアに入らないかって話になってるよねコレ。 こいつはいいや、ボクも異存ないよ |
| よし、それじゃ採集などを主に行う第二パーティの結成だな |
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ほう、それならば俺の出番だな！ 採集に適性のあるレンジャーは欠かせないだろ？ |
| レーン、お前を女性と一緒に行動させるのは非常に危険なンだが… |
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まあその辺はなんとかするよ。 悪い事しようとしたらその度にブッちめるから |
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俺もコイツらの側についておく。彼女らの実力を見ておきたいし、 レーンの奴が暴走しないように抑えは複数いた方がいい |
| ……わかりました、別動隊の件はマルトクさんにお任せします |
| ところでふと思ったんだけど、１ギルドで２パーティ以上同時に探索ってできるの？ |
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いや、それは手続き上出来ないハズだ。 だから、第二パーティが出ている間はお前らは休めるっていう寸法だ |
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おお！ それなら安心よかったよかった！ さあソティア、ベッドで休もう！ |
| あっちょっと……もう、引っ張らないでって… |
| ……という感じにしちまッたけど、良かッたかね？ |
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はい。私達も元が八方塞がりでしたので。 こちらこそ助かりました |
| そんじゃみんな、早速採集行くぞ！ |
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ちょっと、なんでキミが仕切ってんのさ！ まずはボク達の登録からだからね！ |
| やれやれ、こっちも騒がしくなりそうだ |
| ……なんと、そのような出来事があったのであるか |
| オデュッセイアも大所帯ニなっテきたネー |
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武器などの装備品がまだ全然揃えられてないから、 資金面での貢献はもうしばらく先になるがな |
| ところでそっちの冒険はどうなってるの |
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大した事はしてねェさ。 万一の場合についてはソティアに任せてある |
| 私が同行していないので、時間巻き戻しを起こしても記憶は私しか保持できない |
| 時間巻き戻しって、まさかまた…… |
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……極力そうならないよう努めるつもりだ。 さて、今度はそっちが探索に出かける番だろ？ |
| レムリアの資料を手に入レナきゃネ |