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あわわわわささささっむむむいいいいでっすすうううう ぶるぶるぶるぶる…… | |
| そんな格好してるからよ。上着を貸してあげるわ | |
| すすすみみみまああせぇんんんん…… | |
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しかしこれは、異常気象としかいいようがないな… 大地毎に山脈で仕切られているとはいえ、それだけで天候がこんなにも変わるものなのか… | |
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全体的に高度が高いせいか動ける範囲も狭いな。 竜巻を窪地でくぐりながら進むしかなさそうだぜ | |
| 今回も行ける範囲は先に行っておくか |
| 無闇やたらとテンポがいいわね | |
| すごい手際だ… | |
| 俺達、大分大地探索も慣れてきたからなァ | |
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雪の強い地域で上昇ができないが、かなり広い区域を探査することができた。 成果は上々、クエストも増えているだろうし、一度帰るぞ |
| キルヨネンか。大地以外で見るのは珍しいな | |
| あらこんにちはキルヨネンさん。ご機嫌はいかが? |
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いえ… それこそ各々の打ち込む分野の違いでしかありませんわ。 そちらこそ、食材探しに対する強い情熱を拝見させていただく度に、私達畏敬の念を抱く思いですのよ | |
| (!?……!…?) |
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まあ、私どもには勿体無いお言葉ですわ。 このような粗忽者でよろしければ、いつでも力をお貸しいたしましょう |
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はい、ではまた。 ご縁があればお会いましょう |
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チッ、貴族風情が… あれでヘッドハンティングのつもりか? 俺達が口先だけで釣られると思うなよ | |
| ボクも半分口先で釣られたようなもんなんですけど… | |
| お前には『強くなる』という報酬をちゃんと払っただだろうが | |
| ヴィマナ、お前一体どうしちまったんだ!? | |
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ああ… 私、昔はあんな感じで振舞ってたのよね。疲れるから今はやってないけど。 …しっかし、久しぶりでもやっぱ堅苦しいわねぇ | |
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そ…そうなのか。 いや、その… なんというか、いつもと違い過ぎて別人かと思っちまったぜ | |
| ふふ、今みたいなお淑やかな令嬢が好みだったかしら? | |
| 普段からそうなってればいいンだけどなァ | |
| ぐぬ、辛口コメントで返されたか | |
| さて、休憩はここまでだ! もう一度大地探索へ行くぞ! | |
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はい! 確か、手のひらマーク石碑がある洞窟をまだ調べてませんでしたよね? | |
| ああ。そこに次の大地へ行くための石版があるハズだ! |
| わあ、暖かそう… | |
| 天然の温泉でもあるのかしらねぇ |
| ちょっと入ってみたら、樹海磁軸も見つかったぜ | |
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奇妙なことにこの迷宮はもう一ヶ所入り口があって、それはB2Fから開始だ。 片方がフェイクか、あるいは中で繋がっているか… いずれにせよ、両方調べておいた方がよさそうだな |
| ところでお前ら、寒さでかじかむのと暑さで朦朧とするのなら、どっちを選ぶ? | |
| 俺はやっと寒さに慣れてきたから、今は寒い方がいいね | |
| ボクはあついほうがいいです | |
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あの洞穴を指して話をしてるんなら、私も寒い方がマシだと思うわ。 暑い洞窟は涼む場所がないから、いざという時に生命の危険に直結しやすいもの | |
| …で、マーカム、お前はどうなンだ? | |
| ハハッ、俺はそういう究極の選択なんて子供じみた話にゃ乗らないね | |
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えぇーっ!? 人には答えさせておいて、ずるいじゃないですか! | |
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というのは冗談で、ここと小迷宮のどっちから先に探索しようか考えてた所でね。 多数決で寒い方がいいって出たから、小迷宮の蝙蝠の狭き巣穴から探索しよう |
| さて、さっそくだが抜け道を見つけたぞ | |
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おい待て、様子が変だぞ。 隣にも同じ物が、…というより、壁全体が同じ状態だ | |
| ワナ部屋行きの抜け道かしら? | |
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構うものか。片っ端から入ってみてそうだったとしても、 全力逃走とかアリアドネの糸で逃げりゃいいんだよ | |
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そうですね。 せーのっ……ぎゃん!! |
| はうううぅ〜… | |
| …ってな感じで、パーティ全体に手痛いダメージがくるのよね。迂闊に触れないわよ | |
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ひとつめはなんとか手探りでくぐり抜けることができたが、総当りでは体がもたんな… ところで、FOEがたまに一歩飛ばしで移動していることに気付いた者はいるか? | |
| ああ、それって…これのことかしら? |
| これって確か、さっき見つけた抜け道だよね | |
| …とくれば、コイツの使う道を見つけ出して拝借すればOKって事か? | |
| 参考にはなるだろうな |
| さて、ここの敵と戦ってみた感想はどうだ |
| 手負いのバッタの攻撃が痛いけど、それ以外は大したことないわね | |
| ボクもヒールウォールの恩恵を受けているおかげで、前衛が倒されることはまず無いんだよね | |
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それのお陰で全滅の危機を全然感じないんだよな。 強くなっているには強くなっているんだが、初見でも結構HPが高い点以外に脅威を感じない |
| 瀕死のバッタを庇うはさみカブトは物理攻撃が効きにくいからヴィマナに頼ることになるな |
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そして、その印術を頭封じで止めてくるのがこのフォレストバット。 術属性攻撃の弱点も見事にバラけてて、守り重視のコンビネーションが成り立っている。 術属性バーストスキルも活用して一気に片付けないと面倒だな | |
| 森コウモリなのに洞窟在住、その理由を一度尋ねてみたいわねぇ | |
| フォレストバットは最後の一体になると仲間を呼ぶから、最後まで手が抜けないね | |
| 延々と仲間を呼ばせると何が起こるか、調べてみるか… |
| はいFOEさんいらっしゃ〜い | |
| 乱入!? バカな、ヤツの巡回ルートは外しているハズだぞ! | |
| 迷宮をウロついている奴じゃない。仲間に呼ばれて出てきたんだ | |
| くっ、やるか…!? | |
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同ターン内でアナライズ→全力逃走で行動させずにデータだけ頂いてトンズラだ。 知らないFOE相手じゃ何されても壊滅ってぐらいに思っとかないとな。 さて、そろそろ暖かい方の迷宮…金剛獣ノ岩窟を探索しますか |
| ふう、やっぱりこっちはあったかいや | |
| …足音! 何かが来るぞ…! |
| またお前か。お前の顔は見飽きたぞ | |
| まあそう言うなって… |
| 急用? 忘れ物でもしたのかな | |
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さあねぇ。 ところで、こんな場所で氷の棒を見つけたわよ |
| うーん、こりゃ売り物にならないな | |
| ここ暑いから冷たい物が欲しかった所だ。持って行こうぜ |
| なんなんですかコレ、暑いというか熱いですよ! | |
| 隣を通るだけでパーティ全体にダメージが来るのか。新手の障害物だな | |
| 岩にも植物にも見えねェ。本当に何なんだよこの物体は | |
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フロアのタイトル通りなら、熱された鉄かしらねぇ。 さっき拾った氷の棒を当ててジュージュー言わせて遊んでみましょう |
| ありゃ、もう終わり? | |
| よく分かんないけど、これは先に進めるって考えていいのかな? | |
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いいんじゃねェの? まあでも、そのうちまた生えてきそうな感じがするんだけどなァ | |
| 氷銀の棒杭には限りがあるから、壊す対象は慎重に決めておくべきだろうな |
| コイツはでけえッ! 壊すのに棒杭が何本必要になるンだ!? | |
| じゃあまず一本目…でオッケーだったわよ |
| 冷えてきちゃいました。アレが迷宮を暖めてたんでしょうか? | |
| 地熱以外であれほどの熱を継続的に発する物体なんて、聞いたことないぞ | |
| とにかく、早く汗拭かないとカゼひいちゃうわよ |
| …完全に外と同じ寒さになっちゃいましたね | |
| 洞窟は外に比べて気温の変化が小さいハズなんだけどねぇ | |
| とくれば、熱源の他にも寒さの素になっている物体がどこかにあるのだろうか…? | |
| そんなことより、さっきまで湯になっていた池が凍ったわけだが… | |
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これじゃ湯ったり温泉気分もできやしないわね。 こうなるんだったら、一度入っておけばよかったかしら | |
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でもこの氷、乗っても割れませんよ。 …わ、っとと! 滑るコレ滑る! 止まんないーッ!! | |
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氷の上では滑って直進してしまうので方向転換ができない。 氷の洞窟では定番のギミックだが、どこまで複雑化するやら… |
| さて、例によってここも新しい敵が出てきたわけだが | |
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この2体を配合するとゴールデンゴーレムが出来上がるわ! これをさらにキングスライム系と配合するとゴールデンスライムの誕生ね! | |
| …なに言ってんですか | |
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まあ、気の抜けたツッコミねぇ。 ツッコミはもっと強烈になさい! | |
| でっでもボクそのネタよく分からないから、どうツッこんでいいか分からないですし! | |
| そんな時は無視に限る | |
| はぁ… | |
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この2体は環境で激変するんだよな。 ヒョウガジュウは暑いと弱体化、ヨウガンジュウは寒いと弱体化して、HPがたったの1になる |
| 弱体化というより、無力化って言った方がいいくらいですよね | |
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元気な状態じゃないとレアドロップが手に入れられないのがちょっと残念かもな。 両方が同時に全力を出すことはないが、もしそうなると強力な属性攻撃が乱れ飛ぶことになる |
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炎氷ふたつの属性攻撃を使えるのがコイツ。 威力はそこまで脅威にはならないけど、属性弱点が他とのバランスを取った形なのよねぇ | |
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まあ、突属性が弱点だから俺に任せてくれればいいさ。 さて、この階はひととおり探索は終わったな | |
| そういや、なんか迷子が出たらしいンだが… |
| 知るか | |
| 薄情だよな、お前… |