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未知の大地、空、そして遭遇 の巻



   丹紅ノ石林
ブレイゾン こいつァ……
ヴィマナ いっぺんに雰囲気が変わっちゃったわね
マーカム 環境が一変して、生態系も大きく変わっているハズだ。
気をつけて進むぞ
ヴィマナ あ! ねえねえ、アレを見て!
   牙を持つFOE発見
   羊FOEもぐもぐ
ヴィマナ 大迫力のサファリよ! 野生の世界をウォッチングね!
ブレイゾン 俺らは既に野生動物と決死の触れ合いまでしてるじゃねえか



   迷宮めっけ
   でも行けない
マーカム また迷宮か。調査してみたいが…高度は、やはり駄目なのか?
イルベロ ……無理です。これ以上は上がりません
ヴィマナ 崖のどこかに入り口とかないのかしら
ブレイゾン そいつはちょっと見当たらねぇな。
こうなったら気球艇の上昇性能をパワーアップさせるしかないんじゃねえのか?
マーカム そんなに簡単にいくとも思えないがな。
他に入れそうな迷宮があるかもしれないから、そこから探そう



   小さな森発見
   鳥、獣の声聞こえぬ
ブレイゾン というわけで、何かありそうな森があるにはあったんだが…どうも状態が不自然だぞ
マーカム 他に行けそうな場所がなければ入ってみよう。
今回は大地をひとととおり調査しておくのが先だ
   瘴気の森発見





大地の調査をひととおり終えて帰還したワイルドリザード一行……

   港長
マーカム ああ、丁度いい所で会った。実は相談したい事があってだな…
   実はもっと高く飛べる
   虹翼の欠片より軽い気体あれば…
ヴィマナ 要は、もっと軽いガスがあればもっと高く飛べる…ということね
マーカム となればさっきの瘴気の森なんかどうだ?
何か変なガスが噴出していると考えれば、動物の気配がないことについても説明がつく
ブレイゾン どうもあそこはやべえ感じのする場所なんだが…
まァ他に心当たりがあるわけでもねえし、仕方ねえか



   瘴気ふぉれすと
マーカム さっそく扉を見つけたぞ
ヴィマナ そんじゃ、さっそく入りますか
ブレイゾン しかし、大丈夫なのか?
どう見てもこの森は様子が尋常じゃねえぞ
ヴィマナ なーによぉ、もしかして怖いの苦手なの?
そういえば、熊が壁を壊して出てきた時も大騒ぎしてたわね
ブレイゾン なめんな。アンタらの神経がおかしいだけだろ
ヴィマナ ふふふ、強がっちゃって可愛いわねぇ
ブレイゾン てめェ!
マーカム おいおい、よせよ二人とも…
まあ、危険があれば警戒することに越したことはない。
開けるぞ…
   部屋の匂いに眉しかめる
   硫黄かなんかの匂いが部屋に充満…
ヴィマナ …ドアを開けたらそこはガス室であった
マーカム まあ、この程度なら直ちに問題は発生しないだろう。探索を始めるぞ



   突然!膝をつく
ブレイゾン ああ、次のフロアへ行ける扉を見つけたぞ。早く開けて外の空…気……っく…
イルベロ どうしたんですか!? しっか……っ…?
   異変は全員に
マーカム ばかな…! いきなり、中毒症状……だとッ!?
…どうやら、俺達は…、この気体に対する、警戒が、不…じゅ…う……
   AUTO・眩暈
ヴィマナ やだ… トリップするなら、もうちょっと…気持ちよく……
ブレイゾン はやく、扉…を…ッ……! 外……の……っ…




































   三点リーダ!三点リーダじゃないか!
   声が聞こえる
   これで全員か
   大人数が空から来たのか
マーカム (なんだ? 誰かが救助してくれたのか。
…しかし、一体誰が? ここは前人未踏の地だぞ!)
   ソイツ ニンゲン チガウ
   肌の色、手足の細さに異状
ブレイゾン (…ッ!?)
ヴィマナ (いわゆる亜人間族ってやつ? 初めて見た……)
   私はウロビト方陣師を束ねる者ウーファン。瘴気の森に何用か?
   忠告。呪われた森を不用意に歩けば、藍夜の破片の瘴気が身を蝕む
イルベロ (ここは、さっきの入り口… この人が助けてくれたんだ)
   人間よ。我らを創造し、育み、導いた礼で一度は救った
   しかし聖樹の守りの後、我らは縁を断った筈。その修復も望まぬ
   再会も望まぬ。去ってくれ



ヴィマナ ダニー、グレッグ、生きてるか?
ブレイゾン ああ、なんとかな……って、誰だよダニーとグレッグってのは
ヴィマナ デス様すら知らんとはこのモグリめ
イルベロ それってもう十数年は昔の作品でしょう? 知らない人は知らないと思います
マーカム …どうやら全員無事だったみたいだな
ブレイゾン それにしても、人間が創造者って言ってたが、アイツは何者だったんだ…
なあ、お前ら何か知らないのか?
ヴィマナ しらない。私あんな子認知した覚えないもん
ブレイゾン いや、そういう意味じゃねえんだが
マーカム この世界のどこかには人間に近しく、それでいて異なる種族が存在するとは聞いていたが……
まさか、この目で見ることになるとはな
ヴィマナ 言葉が問題なく理解できたのも幸運ね。
同じ言語を使ってても、長期間にわたって隔離されていた場合は互いの言葉が通じなくなるほど訛っちゃう事があるからね
マーカム しかし、人為的に生み出された種族ってのは俺も驚くしかないな。
事実だとすると気球艇なんかメじゃない位にスゴい創造物になる
ブレイゾン だろ? どういう風に造り上げるのか想像つかねえよな
ヴィマナ ん〜、そりゃあドーテーちゃんには絶対分かんないわよねぇ
ブレイゾン だから、そういう意味じゃねえつってンだろ!!
それにしても、あの女…ええと、ウーファンといったか。
アイツは敵対も友好も、接触すらも望まねえって言ってたな。アレはどうするんだ?
マーカム そんな話を俺らが知るか。こちとら探索を続行するだけだ
ブレイゾン 無茶な理屈を!
マーカム じゃあ聞くがよ、今までに人間とヤツらの関係をはっきりと示す記録・文献・伝承をこれまでに見聞したことがあるか?
ブレイゾン …いや、無ぇ
マーカム となれば、今タルシスから迫ってくる人間が、創造者としての人間としての関係を引き継ぐことは不可能だ。
今や人間とウロビトの関係は『終わった』から『消滅した』のレベルまで退行してしまったと言えるからな
ヴィマナ 向こうにとっては『久しぶり』でも、こっちにとっては『初めまして』の関係になっちゃってるわけよねぇ
ブレイゾン だとすりゃァ互いの距離のとり方についてもう一度話し合う必要があるじゃねえか……ってそうか!
マーカム そう、もう一度接触できなきゃ話もできない。
探索を進めればいずれ会うことになるだろうし、会わなかったらそのまま先に進めばいい
イルベロ あの時はお礼も言えませんでしたからね
ブレイゾン でもよ、あの瘴気はどうするつもりなんだ?
動ける限界は、地図でいうと…頑張っても10マスが限度だと思うぞ
マーカム それまでに変位磁石でも使えばいいんじゃないかな
ヴィマナ 一回セーブしてから、限界を超えるとどうなるか実験してもいいんじゃないの?
マーカム 案外、全力で退避すれば何とかなるかもな
ブレイゾン なんにせよ、扉を探して一息つきながら扉伝いに進むしかねえか



   この鉱石…
   軽い気体に使えるかも
マーカム 森の奥地で丁度良さそうなブツが手に入ったぞ。
…もしかしたら、各大地最初の迷宮は気球艇がらみの物品を手に入れるのが通例になっているのかもしれないな
ヴィマナ あと、敵も全部新しい種類に一新されているわよ
ブレイゾン しかも、急に強くなってきてやがる。
一斉攻撃でも倒しきれないのはちょっとマズくないか?
   森ウサギ
ヴィマナ ウサギの属性攻撃は物理防御関係ナシにダメージを与えてくるから困るわね。
でもなんか可愛いから許す
ブレイゾン こういう属性アタッカーがどこの迷宮にも出没するとなると、俺を壁にするのも安定しなくなっちまうンだよなァ
   オオヤマネコ
ブレイゾン コイツはタフで強い。
図鑑では元飼い猫らしいんだが、こんなのを飼ってた奴は相当な命知らずだぜ
ヴィマナ そもそも、どうやれば飼い猫が前人未踏の地へ迷い込むのさ
ブレイゾン 俺が知るかよ
マーカム そういや、倒すのに時間がかかるので腕封じをかけてみたら条件ドロップが手に入ったな
   トリップマッシュ
マーカム コイツは味方の行動を制御できなくする混乱が厄介。
同士討ちは味方の通常攻撃が強ければ地獄絵図なんだが、こっちは通常攻撃に秀でた者が半分しかいないからまだマシだな
ヴィマナ ソードマン二人で心得重複とかやってたら地獄絵図になってたでしょうね
マーカム さて、ここは一旦引き上げてこの藍夜の破片が使えるかどうか見せてみよう



マーカム よう港長、気球艇の強化に使えそうな資源を見つけたんだが調べてくれないか
   思ったとおり虹翼の欠片以上だ
   藍夜の破片を気球艇に取付開始
ヴィマナ ちょ、分析速過ぎってかもう取り付けるの!?
もうちょっとどこか危険かもしれないとか考えないのかしら?
ブレイゾン ヴィマナが真面目にツッコミ入れやがった!? すげェ!!
マーカム ここから港長の昔話が始まるんだが、まとめるとこうだ。
元となった気球艇は北の空…つまり世界樹のある方から飛んできて、辺境伯は気球艇造った連中を見たがっているらしい。
そして、気球艇の出自は『ロストテクノロジーの類を復元させたもの』という事実は皆は知らなくて、港長の父の新発明だと思っている
ヴィマナ いきなり新技術の塊が発明されてたまるかって話よねぇ。
あと、ワールウィンドが燃料に使えるかもって持ってきた虹翼の欠片が、どういうことか浮力獲得の媒体にされちゃってたわね
ブレイゾン 港長の親父の観察眼の賜物って奴だな。俺らはああいうのは門外漢だから、何がどう使えるのかサッパリ見当つかねえ。
あの港長の素材の性質を見抜く才能は親父譲りなのかもな
マーカム さて、気球艇の上昇能力も強化されたことだし、行けなかった場所を探索してみるか!



まずは風馳ノ草原の上空を調査開始したのだが……

   空に異様な雰囲気
   大陸中に響き渡る絶叫!
ヴィマナ なんなのよぉもう! おちおち寝てらんないじゃないの!
ブレイゾン お…おい、なんなんだアレは…?
マーカム ああ、アレは…
   紅の竜だ!
   人間の力では太刀打ちできぬ!
ヴィマナ 炎・氷・雷…3体の竜が試練として立ちはだかるって伝説をどこかの文献で見たことあるわ
マーカム 奴は紅いから…さしずめ炎の竜か。俺達は炎に抵抗する手段を持っていないから…
ブレイゾン そんな次元じゃねえだろ! 炎なんか無くてもワンパンで気球艇ごと叩き潰されちまわァ!!
マーカム 分かってるって。回避、回避っと…



   焔の結晶(食材)
マーカム ところで、これはさっきの竜が落としていったものなんだが、コイツを見てどう思う?
ブレイゾン なンで食えるんだよ
マーカム だよなァ。やっぱそう思うよな
ヴィマナ あの後見つけた森では赤い熊がチラっと見えたわね
マーカム はぐれ熊の茂み…とでも呼ぶべきか。暇があれば行ってみよう
ブレイゾン こっちはもう十分だろ。丹紅ノ石林の方へ行こうぜ



次いで丹紅ノ石林の高空域へ向かうワイルドリザード一行……

ブレイゾン さて、ここからが本題だな
マーカム あの高所の迷宮以外にも何かあるかもしれん。
こちらもひととおり調査だ
   迷宮の守人
マーカム コイツはテリトリーに入ると追いかけてくるんだが、その移動範囲内に迷宮がある
ヴィマナ やっぱり食べ物で釣り出すしかないのかな?
マーカム 肉食のようだが、こちらの手持ちの肉じゃあ駄目っぽいな



   北端へ到達
ブレイゾン 崖の上の迷宮に接近してみたが、どうも見覚えがある状態になってやがるぞ
   第1大地の北と酷似
   深い雲に覆われた谷が北への抜け道
   谷には紋章付き石碑
   森の横にも石碑と紋章
マーカム 谷のすぐ近くに迷宮があるのも同じか
ブレイゾン ご丁寧なことに、谷側の石碑には石版を入れる穴まで付いてやがる
マーカム …となれば、この迷宮も人為的に造られて配置されているのかもしれないな
ヴィマナ 中身まで同じなんて事ないでしょうね?
マーカム まあ、ちょっと入ってみれば分かるさ
   深霧ノ幽谷を発見


   磁軸みっけたー
マーカム 磁軸もあるのか。まあ、大地の真ん中におっ立ってるよりかはまだマシな光景だよな
ブレイゾン そんじゃ、探索を始めるとしますかね
マーカム いや、まだだ。
ここの探索はちょっと後回しにして、大地を一通り見てからにしよう。
まだ行けそうな迷宮があるかもしれないし、食材もひと通り取っておきたい



   周囲から気配が消える…!
マーカム む、この感じは……!?
   響き渡る雷鳴!
   金色ドラゴン登場
ヴィマナ がー! 寝れねーっつてんでしょうがァ!
ブレイゾン そんあことよりもアレを見ろ! 今度は金の竜だ!!
タルシスの空はどうにも危険な奴が多すぎる! どうなってんだよ!?
マーカム 俺が知るかよ。
炎の竜と同じく、通った跡からこんな物が手に入った
   結晶塔の帝王ライコウ


マーカム さて、食材もけっこう集まったことだし…
ブレイゾン 深霧ノ幽谷の調査を始めるとしますか!
マーカム いや、もう一つやっておきたい事がある。
紫のワニが守っている小迷宮…あそこへ辿りつく算段がついた
ブレイゾン なにッ
あいつを誘導できる食材でも見つけたのか?
ヴィマナ …あ! もしかして羊のFOE?
マーカム その通り
ブレイゾン ああなるほど、ここに来て最初に見たアレを再現するのか。
…しかし、どうやって誘導すんだよ
マーカム 実はあの羊はキノコが好物だという話を、酒場で小耳に挟んでいたのでね。
キノコを使って羊FOEを紫のワニのもとへ誘導する
   捕食を高みの見物
ヴィマナ あーあ、簡単に食われてら。
なんであいつら食べ物に関してあそこまで無警戒なのかしら
ブレイゾン いいじゃねえか。おかげで道が開けるんだ
   ひとくいがのにわ発見
ヴィマナ ねぇねぇ、なんで私達一度も入ってないのに中身が分かったような地名がつけられるワケ?
マーカム これで心置きなく深霧ノ幽谷の探索にかかれる
ブレイゾン だな
ヴィマナ 答えられないからって無視すんなー!
ブレイゾン そっちこそいちいち重箱の隅をつついてんじゃねえ!
マーカム 一旦街に戻って態勢を整えてから磁軸から迷宮へ入るぞ



パーティレベル
ブレイゾンLv17
イルベロ Lv17
マーカム Lv17
ヴィマナ Lv16

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