![]() | わぁ、きれい…! |
![]() | そんなのはいいからよ、早く探索しねェか? 俺は寒いのが大嫌いなンだ |
![]() | あら、意外とセンシティブなのね |
![]() | 普段の顔色で分かッてくださいよ |
![]() | でも『人は見た目だけで判断しちゃいけない』っていうよ |
![]() |
それを逆に言えば、見た目だけでもある程度察することができるンだよ! あーさぶ… なァおい空牙、ちょッと毛皮くれよ |
![]() | (とれないよ!はがそうとしないでよ!チャックとかついてないよ!!)イヤイヤ |
![]() | また世界樹の芽か…いやコレは双葉か? なんにせよコレは色が違うな |
![]() |
奇襲されて攻撃されてこれっぽっちのダメージって…襲い掛かってくるのは無謀そのものね。 何故ここの生態系で生きてられるのかまったくもって謎だわ |
![]() | コイツも食材として使えるかもな |
![]() |
じゅかいじじゅ…んあーもう噛んじゃうっ! 樹!海!磁!軸!…がここにもあるんだね |
![]() |
新しい階層の最初の階にはあるって事なのでしょうね。 樹海の構造…階層ごとの極端な環境差異と関係があるのかしら? |
![]() | なんだこれ。氷の柱?石? |
![]() | どッちだろうな。手に取ってみないと分からン |
![]() | ん、アタシが取ってみる |
![]() | (なにか非常事態とか起こったりしないよね…!?)ハラハラ |
![]() | …取れた! コレはなんだろ? 氷じゃなさそうだけど |
![]() | 氷長石…鉱石の一種ね。店に持っていくと素材になるかしら… |
![]() | (なにも非常事態とか起こらないとむしろ不気味…)ヒヤヒヤ |
![]() | あっ、あそこ…なにか動いた? |
![]() |
アレね… 新しいFOEかしら。 私達には気づいてないようだけど、視界に入るとさすがに気付かれるでしょうね |
![]() | しかしヤツは地図上では反応とか無かッたぞ。かなり厄介じゃねェか? |
![]() | …いや、向きを変える時だけ映るようだ。注意していれば問題無い |
![]() | (ちょっと街に戻って休憩中…)Zzz…Zzz… |
![]() | さらなる衝撃。あのメイドが今まで飲んでたスープは具無しだった |
![]() | しかもソレに具が入るようになったのを喜んで話すのかよ… |
![]() | ひどい…こんなの虐待だよ…! |
![]() |
そのスープ、せめてポタージュみたいにイモや穀物かなンかを煮たものだと考えたいな… さもなきゃ既に飢死してるぞ |
![]() | 探索再開して日が暮れるまであのFOEの犬ッころと遊ばされてたわけだが、今度のは…この床、一体なンなンだよ |
![]() | …池が一面凍ってるな。上を乗って歩けるか…? |
![]() | マジか!? 途中で割れたりなンかしたらシャレにならンぞ! |
![]() | ちょっと叩いた感じじゃ割れそうにない感じだけど |
![]() | じゃあ実際に乗ってみ…きゃ、ちょ、すべらららららららうわわわわわわわむぎゅっ |
![]() | だ…大丈夫かマグ姉!? |
![]() | な、なんとかね… でもコレ、一応進むことはできても途中で立ち止まったり向き変えたりは無理みたい |
![]() | 氷の花は12階…この階段をのぼった先にあるんだね |
![]() | この階の敵はさほどでもなかったが、次の階で新たに現れる敵がどれだけ強いかは未知数だ |
![]() | とりあえず、虫だけは勘弁ね。寒いのになんでいるのよ… |
![]() | モリヤンマのことか? ヤツは虫というよりトカゲッぽいよな。胴体とか動きとか |
![]() | 食材にはならないみたいだから、それだけは救いだよな? |
![]() | うぇ…! やめてよ、想像しちゃったじゃないの! |
![]() | ほらほら、無駄話しないで先に進むよ! |
![]() | さて、ここが問題の氷の花があるとされるフロアだ |
![]() | あっ衛士さん、こんばんは! |
![]() | やれやれ、ミッション受けた俺達が来たら早速撤収準備か |
![]() | それにしても、危険な夜を避けて調査…って、夜は敵が強いのかしら? |
![]() |
昼に探しても見つからないなら、夜に起こる変化がカギかもな。 とりあえず、まずは地図を作成するところ始めよう |
![]() | おおッと! FOEがいたぜ |
![]() | 衛士さんが言ってた夜の危険って、もしかしてコレのこと…? |
![]() | FOEごときを恐れては迷宮探索なんてできないと思うけどなぁ |
![]() | ねぇ、氷の花ってコレのことかな? |
![]() | なんだよ! 見つかるじゃないか!! しかもすぐに!!! |
![]() | 今は夜… 夜になんらかの条件があるという読みは当たりのようね |
![]() | あら、これはさっき見たような植物… |
![]() | 氷の花かな? |
![]() | それね。夜に花が開いた時を見計らって採りに行きましょ |
![]() | やっぱり見つかるじゃないか! つぼみだけど!! 衛士はマジで何やってたんだ!? |
![]() | そうカリカリするなジョー。衛士の目が節穴だッたからこうして俺達に手柄が転がり込むンだ |
![]() | このあからさまなキャラ付けされた人物から料理のレシピ集の完成を頼まれたわけだが |
![]() | 国の連中に知られたくないッてどういう事情なンだか… |
![]() |
他国のから身分の高い食べ歩きマニアが来るっていうことだけど… 依頼者の彼がアピキウス氏のレシピを所持していた以上、食の世界にけっこうな動きがあることが推測できるわね |
![]() | おじちゃん、このリブもう一つ食べていい? |
![]() | パルム、意地汚いからやめとけ |
![]() | フシャーゴゴゴ!!! |
![]() | また例の小動物にキレてるのか |
![]() | 全く怯える様子もない小動物も大したモンだよな |
![]() | この方向はハズレらしい |
![]() |
しかし、何故コイツらは氷の花を探さねェンだ? 大公の命がかかッてるミッションを受けてるのは俺達だけッてのは不自然じゃねェか |
![]() | 複数のギルドが同じミッションを遂行してはいけないとか、そういう決まりでもあるのでしょうね。多分 |
![]() | そういや今まで一緒に同じミッションを遂行してる人を見たことないよね |
![]() | キマイラの時は…アレは私怨からの行動みたいだったからなぁ |
![]() | よし、これで全部だな |
![]() | これで大公さまも元気になるかなぁ… |
![]() | また次の階層で材料を頼まれたりしてな |
![]() | オレ達はそれのために世界樹を登ってるわけじゃないから、あまりにしつこいのは勘弁して欲しいよな |
![]() | ミッション報告したらラガードの公女さま直々に感謝されて…その、正直ちょっと対応に困る |
![]() |
直々に報酬までもらッちまッたもンなァ。 ダンフォードの『貴族に取り立てる』ッてのが現実味を帯びてきたぜ |
![]() |
それで、次のミッションの話みたいだけど… ハイ・ラガード公国の建国伝説にも関わってきてるみたい |
![]() |
ハイ・ラガードの興国記については私達も知ってるわ。 ジョー、この国に来る前にレクチャーしたわよね? 暗唱しなさい |
![]() |
え!? 今かよ!? …えーと… 七つの海に 文明が呑まれ 五つの島に 樹海が広がり 一つの城に 選ばれし民は逃がれた 七つの海は すべてを沈め 五つの島は すべてが滅し 一つの城は 全ての孤児と化した 天空を漂う城の民は 長き放浪の末 再び母なる大地に降り立つ …これでよかったよな? |
![]() |
よろしい。 要するに、世界中に樹海が広がり世界が滅亡する際に、空飛ぶ城に逃れた人達がハイ・ラガードの王族や人民の祖であるというワケ |
![]() | それで、いつしか地上に帰ってきたってことだね |
![]() | 古代文明とその滅亡についてはハイ・ラガード以外の歴史文献にも共通する点で、実際に滅亡した古代文明の遺跡・遺物が発見されていることから、事実と考えられているわ |
![]() | アタシの国のご先祖様は世界滅亡戦争の戦禍を逃れるために海の底の都に移り住んだけど、その都が古くなって住めなくなったから地上に出てきた…って学んだなぁ |
![]() | 古代文明の存在…その決定的な物証を発見したのがミズガルズ図書館だッたか |
![]() | あら、よく知ってるじゃない |
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まァその辺は俺も事情通でね。 (しかも、古代文明の生き証人までいたらしいが…行方不明ときた) |
![]() | 諸王の聖杯…それが公王の病を治す最後の要素なのか |
![]() | ンで、それがあるのが空飛ぶ城の中…ラガード王族のルーツとなった場所へ至ることを意味する、ッてワケか |
![]() | つまり、『建国伝説の真偽を確かめろ』というのは『空飛ぶ城に至り諸王の聖杯を手に入れろ』ということね |
![]() | 今までよりちょっと具体的になっただけで、話の大筋は変わりないな |
![]() | いつもどおり世界樹を登る冒険をすればいいって事だもんね |
![]() | ミッションは完遂したから、ここを通してもらうよ… って、ええっ!? |
![]() | ハァ…予想はしていたが、お前もあの偏屈ジジイと同じ事を言うのか |
![]() |
そういうわけにはいかないよ! 公王さまの命がかかってるんだよ!?ハイ・ラガードがどうなってもいいの!? |
![]() | …この子、なんか勝手に空飛ぶ城のことについて語りはじめたわね |
![]() | (ここは襲いかからずに聞いてあげるのが大人のたいおうだよね)ヤレヤレ |
![]() | 空飛ぶ城の支配者と眷属…? |
![]() |
それらが地上で死んだ人達の魂を集めるんだって。 空飛ぶ城って、死者の国なのかな? |
![]() | 彼女ら…エスバットは、空飛ぶ城についてどこまで知っているのかしらね |
![]() | さァな。そンでもッて『ここから先は、人の力が及ばぬ恐ろしいモノがいる』とばかりにスゴみやがッた |
![]() | でもなんか…アーテリンデお姉ちゃんの様子少しおかしいよね? 最初に会った時はもっと明るかったのに |
![]() | エスバットの連中は、オレ達が冒険を進めて困ることでもあるのか…? |
![]() | (……) |
![]() | アーテリンデの後ろに見えてた時からずっと気になってたけど、なんなんだこの氷の塊は |
![]() | どうやら氷の床の上に乗ッてるようだな。押したら動くンじゃね? |
![]() | それじゃあ…うんしょーっ!! …っと |
![]() | 氷の床の上だけだけど、滑って行っちゃったよ |
![]() | これを利用して先に進むってことのようね |
![]() | 次の階へ登ったら、また新しいFOEだ |
![]() | 氷の上を浮いて自由に移動してるね |
![]() | しかも厄介なことに、見つけると追いかけてくるタイプだ |
![]() | (唐突なタヌキの登場!?魔物以外にも動物いるの!?)ナンデ!? |
![]() | 魔物に襲われてる… ねえ、助けに行くよ!! |
![]() | とうとう答えを待つまでもなく飛び出すようになったのかよ!? おい待て!! |
![]() | やれやれ、しょうがないわね |
![]() | 草食動物として知られる象が捕食者とはさすが世界樹よね |
![]() | しかも見ない種類だッたから念のためフォースブレイクで完封してやッたぜ |
![]() | 新種のザコ敵だろうか…力溜めという不穏なスキルを使ってきたな |
![]() | FOEに向けて氷を押してぶつけてみたらどうなるかなと思ったら… |
![]() | 一発でやっつけちゃった |
![]() | 経験値も素材も図鑑情報も手に入らないけどね |
![]() | 毎度思うンだけどよ、FOEッてダンジョンのギミックに弱すぎじゃねェか? |
![]() | 確かに。よくここで生活してられるよな |
![]() | というワケで、FOEを難なく突破して次の階へ突入っと |
![]() | さて、次階はどンな厄介事が待ち受けてるかねェ |
![]() | この階は新しい敵も弱かったもんなあ。強い敵まだー? |