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ソティア さて、これから…
シヨン あッ!
アカイシ 一体どうしたのであるか?
???……
シヨン ネーみてみてあッチ!
ナンだろあのコ、めっチャKawaii…
ヒイロ あっあれは確かヴィズ…ああっと逃げていく
方角に樹海洞窟
シヨン アの洞窟の方ニ行っちゃったケド……
アソコで住んでるのカナ?
ソティア 海の一族の資料にあった、謎の人影でしょうか
ヒイロ しかしあの目撃はジャングルだったハズ
アカイシ はて…ちょっと待たれよ?
あの洞窟、見覚えが……
航海と停戦遺跡抜け
ヒイロ むっ誰だ!ブロート!
マギ今頃大変
アカイシ あやつ、マギニアが大変な事になっているというのに、
放っといて先へ進むのか……
シヨン 所詮コーモリ野郎だしネ
ソティア 新しい迷宮も見つけたことですし、一旦報告に帰るとしましょう
ミュラー呼び司令部
ヒイロ 返って早速ミュラー呼び出しだ
困った事態
休姫消えた
ソティア それは困ったどころではない。深刻な状況では?
シヨン だヨネー、エンリーカ王女ジャあるまイニ
怪しい男が連れ出した
アカイシ 一人でふらふら出歩いたわけではないようだが、誘拐であろうか…一体誰が!?
ヒイロ 怪しい男といえばブロートだがひとりだったのでアリバイ
一族卑怯思えん
私今まで樹海捜索
海にも問いあわせ
ソティア 海の一族にも聞いてみる、って……
和解をしたとはいえ、そんな重大な弱みをさらしても大丈夫な相手でしょうか?
ヒイロ 信じてもらうためにはこっちから信じるがいいぜ
アカイシ むしろ真摯に心配してくれるかもしれんな
シヨン 向こうダッていきなり協定をBreakスル無法者と思われたくないでショ
だが君新しい島探索
新樹海に可能性
順調報告したい
新しい探索励んで
シヨン 軍ワこれまでの場所、冒険者は新しい島を探すという分担ネ!
アカイシ つまり、我々がやる事はこれまで通り変わらぬということであるな
ヒイロ それじゃ新しい迷宮へ行こう



内部がずいぶん暖かい
ソティア というわけで、新しい樹海…
いや、これは洞窟でしょうか
シヨン ワー、アったかーイ
アカイシ ふむ、やはり同じであるか
ヒイロ 同じってなにが?
アカイシ 拙者の故郷…金剛獣ノ岩窟にとても似ている
ヒイロ へえこんなとこ住んでるのか!
こっちにもアカイシさんの仲間が?
アカイシ いや…どうであろうな。
同族まで住んでいるとも限らぬが
シヨン アのKawaii子が住んでるカモなんだよネ。
アカ、何か知っテル?
アカイシ いや、分からん。
少なくともイクサビトには到底見えないが……
ソティア なんにせよ探索して明らかにするだけですけどね



ヒイロ そういえばまたレベルが下がってるけどどうする
シヨン えー!?マタ!?
ソティア 何故探索を始めた後でそれを言うの
ヒイロ いやえーといつものことだから慣れてるかなとばかり
ソティア …あなた、レベルが下がることに関して何か知っているのでしょうね?
ヒイロ くっ疑われるのは仕方ないがそれよりスキル振り分け
シヨン あッ、話そらシタ
ソティア ……もういいです、目の前の事態に対処しましょう。
とりあえずメイン職の最低限の戦闘スキルと星体観測。
レベル40まではフォース中心でいきます



シヨン うェーあつーい…
脱いでも全然涼しくナらナいヨー
ソティア 高温多湿に加えて無風。
巨大なサウナの中にいるようなものです
シヨン ヒイロの体ワいいよネー、暑さを感じなさそうダシ
ヒイロ なんか機能が鈍る気がするまあそれなりには厳しい難しい
シヨン ねーアカー、冷たいものないノ?
あるいワ涼しくする方法トカ
ヒイロ 俺はお茶くみはできないぞ
シヨン ヒイロにワ聞いてナイ!
アカイシ ここが拙者の知っている通りであるならば、熱の源を破壊すればよい。
よい…のだが、それがどこにあるやら
ソティア それも探すしかありませんね
近づると半分埋っコイン
ヒイロ 探すといえばここにコインが埋まってる
ソティア ? 原住民のへそくりでしょうか
アカイシ 掘りだしてみるか



ヒイロ 香里のように固い地面だったが取れたのは100enだった
シヨン ア"ー…コレっぽっちのセイでめっちゃ汗かいター
もーヤダー帰るゥー
ソティア 確かに、暑さの対策をするためにも一旦帰って出直した方がよさそうですね



ヒイロ 対策しても熱いは熱いが…むむっこの先に何加賀
シヨン アツさが少しだけ和らいだヨーナ……
ソティア 行ってみましょう
氷銀の棒杭
ヒイロ これが冷たさか
アカイシ うむ。これは氷銀の棒杭といってな、
これを暑さの根源にぶつけて壊せば暑気はおさまるのだ
シヨン ヒャア、つめたーい!
ね、ね、さわりたいなら触ってミル?
ソティア ほんとだ、冷たい…
それにまったく溶ける気配もないですね。
確かに、これなら熱源を中和することもできそうです
シヨン これワ、アタシがもっておきマス
ヒイロ あっずるいぞ!



会話枠なし
シヨン あ、Kawaiiコがまた見つかっタ!
やっぱ住んでるのカナ
――!
ソティア どうにも威嚇されてるように感じるのだけど
ヒイロ 何か言えばいいのに行ってしまった



おや来た

涼しげ話
ヒイロ あっブロート!
ソティア (服が濡れてないように見える……ほとんど汗をかいていない?)
情報。嫌う者
シヨン 嫌う者…うゥ、あのKawaiiコにヤっぱ嫌われテルのかナ。
でもナンでなんダロ?
ソティア 心当たりがあるとすれば、断りなく侵入した点でしょうかね
ヒイロ しかしブロートめ一体何を企んでこんな場所に
アカイシ マギニアの冒険者の一員として探索、というわけでもなさそうであるが



シヨン うう…氷銀の棒杭が冷タイけど、他がアツいからやっぱ汗カいちゃうネ…
ヒイロ むっあれは?あそこにいるのはエンリーカ
ひとりで探索先行
アカイシ ひ、ひ、ひとりで!? アーテリンデどのが心配されますぞ!
さ、さ、戻りましょう!
ヒイロ アカイシさん部下みたいな事言ってるが
不思議な阻む
同行させて?
この間だけ礼
ヒイロ むしろアーテリンデの代わりのようなのを頼まれた
ソティア ここで貸しをつくっておくのも手だけど、問題は……
シヨン いつアカがPervertスルか分からナイところだヨネ
アカイシ ぬう…えっとその……
申し出は嬉しいが拙者としては少し気になりすぎて困るが……
ソティア ところで、万一同行している間に秘宝を見つけてしまった場合、
どうするのでしょうか? 同時になりますが……
シヨン あっそれワややこしいネ。
同行シない方がよさそうダヨ
アカイシ 惜しいが断るとしよう
そう残念
ヒイロ 永遠に食い下がるかと思ったが全然なかったな
ソティア では私達は先に進みましょう
シヨン 不思議な物が行ク手を阻むっテ言っテたけト、なんなンダロ
ヒイロ まあいいや見りゃ分かる
そういやエンリーカの服、汗で服が透けたりしてたような…?
アカイシ !…!!……!!!
ソティア こら、ヒイロ。
このケダモノをむやみに刺激するようなこと言わないの
アカイシ ……やはり同行した方がよかったか
シヨン やっパリPervertだったネ
アカイシ ところでシヨンどの、その…ぱあ何ちゃらとはどういう意味であるか?
シヨン ヘンタイ。外道。倒錯者。堕落。
どの意味で言われたいデスか?
アカイシ うっ……面目ないのである



赤熱した物体
ヒイロ くっこれは熱い!現況だ!そうだ、氷銀の棒杭!
砕け散った
アカイシ ヒイロどの、確かにそうやって熱源を壊すのであるが……
妙に理解と行動が早すぎやせぬか?
シヨン 大事に持ってタのに取られたノ気づかなかッタ……
急激に冷たく
ソティア しかしこの気温、今度は寒すぎるような気がしますね
アカイシ うむ。一旦冷えれば水場も凍るほど寒くなるのである
シヨン 汗でビショビショなのにコレじゃ体が凍っチゃうカモ……
ヒイロ
ソティア なんのつもりですか?
急にふるえだして
ヒイロ なんか体がだるくて寒気がして頭が痛いのだ
アカイシ もしかして、風邪であるか? その体で?
シヨン ヒイロ、人間のふりワもうシなくていいでショー
ソティア 実際風邪のようなものだったとしても、
人間と同じように治るとは限らないのでは?
ヒイロ と…とにかく帰って休みたいのだ
アカイシ うむ。
暑さも抑えたことであるし、帰るとしよう



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